■ 悩めるマーケッターの質問に、新米マーケッターが答えます! アパレルショップ マーケッター 大野 氏(仮名) ==================================== Q:メールマーケティングに踏み切る上で、 不安はありませんでしたか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:正直、不安だらけでした(笑) メールマーケティングという言葉すらあまりわかっていなかったので、どうい うことをすればいいのか、全てが試行錯誤。でも、その試行錯誤がよかったんで しょうね。一般的なメールマガジンの枠にとらわれない、当社独自の形が見つか った。配信しているメールは、いずれも私信感覚で、一般的にメールマーケティ ングといわれているものから外れていたかもしれない。結果的に、抱える不安よ りも効果の方が高かった。不安はあるかもしれないけど、変に一般論にこだわら ず、独自のやり方を模索することで不安が結果に繋がっていくと思います。 ==================================== Q:メールマーケティングに詳しい人がいないので、 事業として踏み切れないです。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:詳しい人どころか、ウチの店はパソコンすらできない人も多かった。 それでもメールマーケティングしちゃいました。 メールマーケティングに詳しい人がいても、それはあくまでも一般論。取り組 むためには前向き&積極的な人がいることが重要です。当社の場合は私(笑)。 でも、冗談ではなく、前向きだったからこそ、社長を説得したり、お客様に読ん でもらうには…なんて考えることができたんだと思います。メールマーケティン グをやってみたいと思いつつ、まだ取り組んでない理由が「自分は専門家じゃな いから」なんて人は、絶対取り組んでみてほしい。こんなにコストをかけずに、 効果を得られるのですから。 ==================================== Q:普通のメーラーや無料メルマガ発行ツールでの配信はまずいでしょうか? どうせならノーコストでやりたいのですが・・・。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:お客様に読んでもらうことの重要性を考えたら、 配信システムを使うことが最善の答えでした。 メーラーで配信すると、お客様のアドレスをメールに入れるためには、1通1通 送信していかなければいけません。数十人規模ならそれはできるのですが、100 人を超えてくると、かなりの労力がかかってしまいます。お客様に「おっ、私宛 に送ってくれている」と感じてもらうことが、お客様に気持ちよく読んでもらえ るための条件だと思いますので、私はメールソフトでの送信は行いませんでした。 また、メルマガ発行ツールの利用も考えましたが、無料サービス故のデメリット が。例えば、お客様に別のメールマガジンが送られてしまうとか、広告が入って しまうとか…。そんなお客様に不快感を与えかねない“しわ寄せ”があるので、 無料メルマガ発行ツールの利用は敢えて避けました。 結果、配信システムが最善の答えに。お客様との接点を作るということでメー ルマーケティングを行おうと考えているわけで、メーラーでやるよりもずっと稼 動を押さえることのできるツールを使え、その対価として月数万円のコストだっ たら、充分支払うに値すると思います。 ==================================== Q:ダイレクトメールはまだ続けてますか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:続けています。おそらく今後も続けることになると思います。 これについては私の一存で決めることのできないものですから、なんともいえ ませんが、全ての顧客がメールアドレスを持っているわけではありませんから、 DMは必要だと思います。今後メールマーケティングを進めてゆく中で、メール アドレスのあるお客様についてはDMは発送しないということになるかもしれま せんね。そうすると、よりコスト削減が可能になります。 ==================================== Q:数ある配信システムの中で、POEMを選んだのはなぜですか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:「簡単にできる」「安くできる」「いろんなことができる」 すべてのキーワードにマッチしたのがPOEMでした。 私のような、パソコンをよくわかっていない人間からして、簡単であるという ことは大変重要です。実際、POEMは利用に際して使い方がわからないという ことは殆どありませんでした。もし操作の難しいシステムを利用していたら、当 社のメールマーケティングも失敗していたかもしれません。 料金的にも当社のような小規模アドレス数の場合、POEMが他社に比べてか なり安価であったのも、重要なポイントでした。この理由は簡単で、社長の決裁 を採る際に、当社のような零細企業では、コストが大変問題になります。他社と の比較資料を作成すると、安価なシステムもいくつかありました。しかし、その 中でもPOEMが機能的に群を抜いて充実していました。今回のメールマーケテ ィングではPOEMの機能を全て利用しているわけではありませんが、今後継続 してメールマーケティングを行っていこうとすると、より豊富な機能が必要にな ると、当初から考えていました。そういう考えから、できるだけ機能が豊富で、 柔軟性のあるシステムを使いたいとPOEMに決定したわけです。 ==================================== Q:配信する内容の企画は大変でしたか? コンテンツ作成はプロに任せたほうがいいのでしょうか。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:一概に言えませんが、ウチはコストをかけないために私が書きました。 それでも高い効果が出たということを見てもらえればいいと思います。 おそらく、プロにコンテンツ作成を任せるほうがいいものができるのかもしれ ません。しかし、一方で、お客様にとって身近に感じられるもの、たとえば、当 社の場合であれば、お客様が受け取ったときに「大野君からのメールだ!」と感 じてもらえるようなものではなくなってしまうような気がします。私はこれから も、自分で書いていきたいと思いますね。なんと言っても、物販小売業という、 「待ちの商売」の中で、店舗以外のところでお客様とコミュニケーションを取れ る数少ないツールですから。 ==================================== Q:正直、メールマーケティングは面倒くさくないですか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:POEMならDMのような業者とのやり取りなく、思うままに配信できます。 ダイレクトメール発送までにかける時間&労力は圧倒的に短縮しました。 最初は勢いで社長に提案してしまった部分もあり、実行にかなりの不安を感じ ていましたが、正直、案ずるより生むがやすしという感じでした。一度メールマ ーケティングを行っていただければ、それほど大変なものではないことを実感し ていただけると思いますよ。私自身、最近はメールマーケティングにもこなれて きて、DM発送の作業の方が面倒くさいと思うようになったりしてます(笑)。 ==================================== Q:配信を続けられるほどのネタがあるかわからないので不安です。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:配信1回分の情報があれば、無理に先々を決めることはないと思います。 それ以降のヒントは、お客様の返信や反応で予定を組めるはずです。 当社の場合、事前にネタを掘り起こしました。春物入荷、夏物入荷、スポット 商品入荷、セール開始など。それを事前にスケジュール化することで、書くべき ことはある程度決まります。 しかし、ネタが多いのがよいかというと、決してそうでもない。メールマーケ ティングによって始まるお客様とのやり取りの中に企画のヒントが発見できるこ とも多いので、柔軟にお客様の意見を取り入れられるよう、あらかじめ配信プラ ンと情報量にゆとりを持つことをお勧めします。それに、プランを無理やりガチ ガチに決めて、一方的に膨大情報量のメールを送っても、お客様は情報の消化不 良を起こしてしまうのではないでしょうか? 一息で読める程度のコンテンツ量 が最適だと思います。 ==================================== Q:これからもメールマーケティングを続けますか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大野:続けます。 店舗以外のバーチャルな空間でお客様とコミュニケーションできるので 売上のアップだけではなく、自分の仕事意識も触発されています。 メールマーケティングによって、当社は店舗以外でのお客様とのコミュニケー ションの手段を手に入れることができました。これは当社のような「待ちの商売」 にとっては本当に喉から手が出るほどほしいものでしたから、それをいまさら手 放そうとは、思わないですね。今はお客様と、洋服以外のことでもメールでお話 したりしています。そういうところで、自分自身の成長も感じます。今は楽しん でメールマーケティングを行っていますね。 <新米マーケッター日記:番外編 完>